DEV

GAS×LLM APIで社内業務を自動化する設計手順

Google Apps ScriptとLLM APIを組み合わせ、繰り返しの手作業を止めるための設計の順序と、失敗しやすい箇所をまとめます。

Google Apps Script(GAS)は、スプレッドシート・Gmail・ドライブを無料で自動化できる実行環境です。ここにLLMのAPIを組み合わせると、「判断を伴う繰り返し作業」まで自動化の対象に入ります。

自動化の順序を間違えない

最初にコードを書き始めると、ほぼ失敗します。順序はこうです。

  1. 手作業のまま、手順を文章に書き出す
  2. 判断が入る箇所に印をつける
  3. 判断のない箇所だけを先に自動化する
  4. 残った判断をLLMに渡す

最初から全部をLLMに任せると、出力が安定せず、結局人が全件チェックすることになります。自動化されていない確認作業が残るなら、それは自動化ではありません。

認証情報の置き場所

APIキーをコードに直接書くのは避けてください。GASでは PropertiesService のスクリプトプロパティに保存します。

const key = PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('API_KEY');

コードに書いてしまうと、スクリプトを共有した時点で鍵も渡ります。Gitで管理する場合は、一度コミットすると履歴から消えません。

実行時間の上限

GASには1回あたりの実行時間に上限があります。件数の多い処理は、途中経過をスプレッドシートに書き戻し、トリガーで分割実行する設計にしておくと止まりません。

DEVシステム開発・業務自動化

ホームページと業務システムの一元化、GAS と LLM API による自動化。仕様書からコーディングまで単独で完結します。

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